1~5月 中国海事仲裁委員会が受理した案件の4割以上が外国と関連
このニュースをシェア
【6月9日 CGTN Japanese】6日に開催された2025中国海事商事仲裁ハイレベル対話会での記者発表によりますと、中国海事仲裁委員会が今年1~5月に受理した案件は80件で、そのうち国内関係の案件は47件、外国関係の案件は33件で、外国関係の案件は前年同期比10%近く増加して総件数の41.25%を占め、案件は21の国と地域に及んでいるということです。案件の種類は船荷証券輸送、定期用船契約、貨物輸送代理、船舶建造などとなっています。
これは、仲裁を中心とした多様な紛争解決サービスが国内外の企業から継続的に高く評価されており、中国の海事仲裁が国際経済への対応や海運業の質の高い発展を支える上で積極的な役割を果たしていることを十分に示しています。
中国国際貿易促進委員会の任鴻斌会長は、「一国主義、保護主義が激化し、国際経済貿易秩序が深刻な損害を被り、企業が国際ビジネスを展開する上での不安定・不確定要因が明らかに増している。法的手段によって企業間の紛争を迅速に解決することの重要性が一層高まっている」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News