ポルトガルが欧州NL制覇 PK戦の末スペイン下す
このニュースをシェア
【6月9日 AFP】サッカーUEFAネーションズリーグは8日、ドイツ・ミュンヘンで決勝が行われ、ポルトガルはスペインと2-2の同点で迎えたPK戦を5-3で制し、2度目の大会制覇を遂げた。
スペインは21分、相手守備陣の隙をついてマルティン・スビメンディが先制点を挙げたものの、ポルトガルは5分後にヌノ・メンデスのゴールで同点に追いついた。
ハーフタイム直前には、前回のネーションズリーグ決勝や昨年の欧州選手権決勝で得点を決めたミケル・オヤルサバルのゴールでスペインが再びリードを奪ったものの、ポルトガルは61分、相手に当たって軌道が変わったメンデスのクロスに素早く反応したクリスティアーノ・ロナウドが、マルク・ククレジャを押しのけてボレーシュートをたたき込んだ。
ロナウドが90分を前にけいれんを起こして交代となる中、ポルトガルは延長戦を優勢に進めたが、試合はそのままPK戦に突入。両国とも最初の3本ずつを成功させ、ポルトガルは4人目のメンデスがキックを決めたが、スペインはアルバロ・モラタが失敗。ポルトガルはルベン・ネヴェスがサポーターの前で冷静に勝利を決めるシュートを蹴り込んだ。
これでポルトガルは、2018年に創設されたネーションズリーグで初めて複数回の優勝を達成した国となった。
同日に独シュツットガルトで行われた3位決定戦では、フランスがキリアン・エムバペの1ゴール、1アシストの活躍でドイツに2-0で勝利した。(c)AFP