ウクライナは停戦利用し軍備再編図る プーチン氏
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【6月5日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は4日、ウクライナにおける完全停戦の可能性を否定し、ウクライナは停戦を利用して軍備再編を図るとの見方を示した。
プーチン氏はテレビ中継された政府会合で、「なぜ彼らに停戦を与えて報いるのか。停戦は、西側諸国の武器を補給し、強制動員を継続し、新たなテロ行為の準備をするため、ウクライナ政権に利用されるだけだ」と述べた。
ウクライナ側は2日、トルコの最大都市イスタンブールでの直接協議で、30日間の無条件での完全停戦を強く求めた。これに対しロシアは停戦条件として、一方的に併合を宣言したウクライナ領のドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンの4州からのウクライナ軍の完全撤退を要求した。(c)AFP
