【6月5日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は4日、コロラド州で発生したユダヤ系住民のデモへの襲撃事件を受け、12か国からの渡航を禁止する新たな大統領令に署名したと発表した。当局は、この襲撃事件の容疑者は米国に不法入国したとしている。

トランプ氏はビデオメッセージで、「コロラド州ボルダーで最近発生したテロ攻撃は、適切な審査を受けていない外国人の入国がわが国に及ぼす極めて深刻な危険を浮き彫りにした」と述べた。

ホワイトハウスの声明によると、渡航禁止令はアフガニスタン、ミャンマー、チャド、コンゴ共和国、赤道ギニア、エリトリア、ハイチ、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンの国民を対象としている。(c)AFP