【6月4日 AFP】サッカーイタリア・セリエAのインテルは3日、チームを4年間率いたシモーネ・インザーギ監督が「双方合意の上」で退任することを発表した。イタリアメディアによると、サウジアラビアへ向かう予定だという。

退任は3日午後に行われた監督やジュゼッペ・マロッタ会長を含めた話し合いで決まった。インテルは5月31日に行われた欧州チャンピオンズリーグ決勝でパリ・サンジェルマン（PSG）に0-5で大敗し、優勝を逃していた。

インザーギ監督は2021年にインテルの指揮官に就任し、セリエA優勝1回とイタリア杯優勝2回を達成。過去3シーズンで2度のチャンピオンズリーグ決勝に進出した。インテルとは2026年まで契約を結んでいたが、無冠に終わった今季限りでの退任が決まった。

退団は以前からうわさされており、本人は否定していたが、5月にサウジ1部のアル・ヒラルと契約を結ぶと伝えられていた。イタリアメディアは3日、アル・ヒラル行きが決まったと報じている。(c)AFP