【6月2日 AFP】米国のマイク・ハッカビー駐イスラエル大使は、フランスがパレスチナ国家の承認を支持していることを激しく非難し、もしフランスがそのような結果を支持するならば「フレンチリビエラ(南仏コートダジュール)の一部を切り取って」パレスチナ国家を創設するべきだと述べた。

フランスは今月、サウジアラビアと共に国連(UN)で二国家解決の理念を復活させることを目的とした国際会議を主催するが、イスラエルはこれに反対している。

フランス政府はまた、今年中にパレスチナ国家を承認する可能性があると表明している。

米FOXニュースに5月31日に掲載されたインタビューの中でハッカビー氏は、フランスが国連で共催する国際会議は「イスラエルが戦争の最中にあるときに非常に不適切だ」と述べた。

また、「もしフランスが本当にパレスチナ国家樹立を強く望んでいるならば、フレンチリビエラの一部を切り取ってパレスチナ国家を創設することを提案する。彼らがそうするのは自由だが、主権国家にそのような圧力をかけることは許されない」と述べた。(c)AFP