【6月2日 AFP】1日に行われたポーランド大統領選の決選投票で、調査会社イプソスは2日、愛国主義的な保守政党「法と正義(PiS)」が支持する欧州連合(EU)懐疑派、カロル・ナブロツキ国家記憶院総裁(42)の勝利を予測した。

決選投票は、首都ワルシャワ市長でEU支持派のラファウ・チャスコフスキ氏(53)とナブロツキ氏との接戦となっている。

イプソスは一部開票結果に基づき、ナブロツキ氏がチャスコフスキ氏に対し、51対49で勝利したと発表した。

ナブロツキ氏が勝利すれば、親EU路線を掲げる現政権にとっては大きな打撃となる。

ナブロツキ氏はドナルド・トランプ米大統領を崇拝し、「ポーランド第一、ポーランド人第一」というスローガンで選挙運動を展開した。

ウクライナ紛争をめぐっては、ロシアの侵攻を受ける隣国への支援継続を約束する一方、戦争難民に与えられている恩恵を非難。5月には、ウクライナが「ポーランド人が行ってきたことに感謝の意を示していない」と主張し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領を「傲慢だ」と批判した。また、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反対している。(c)AFP