シフィオンテクが劇的逆転で8強 サバレンカも準々決勝へ 全仏OP
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【6月2日 AFP】全仏オープンテニスは1日、女子シングルス4回戦が行われ、大会4連覇を狙う第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、第12シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン)を1-6、6-3、7-5で下し、準々決勝に進出した。
昨年の全仏優勝を最後に決勝進出がなく、不調が続いていたシフィオンテクは、この日も第2セットで0-2とルバキナにリードを許すなど苦しい展開となったが、そこから巻き返して逆転勝ちを収め、ベスト8に駒を進めた。
これで全仏での連勝を25に伸ばし、大会通算成績は39勝2敗となった。準々決勝では、第13シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。
一方、これまでシフィオンテクに対しクレーコートで2戦全勝としていたルバキナは、この日も第1セットをあっさり先取し、第2セットでも先にブレークを奪って試合を優位に進めたが、そこから5ゲーム連取を許して流れを失った。
スビトリーナは、昨年の準優勝者で第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を4-6、7-6(8-6)、6-1で破り、全仏で自身5度目の8強入りを果たした。第2セットでは3本のマッチポイントをしのぎ、劇的な逆転勝利を飾った。
一方、世界ランキング1位で第1シードのアリーナ・サバレンカは、第16シードのアマンダ・アニシモバ(米国)を7-5、6-3で下し、四大大会(グランドスラム)で10大会連続の準々決勝進出を果たした。
準々決勝では、パリ五輪金メダリストで第8シードの鄭欽文(中国)と顔を合わせる。
鄭は第19シードのリュドミラ・サムソノワを7-6(7-5)、1-6、6-3のフルセットで退け、昨年のパリ五輪から続くローラン・ギャロスでの連勝を10に伸ばした。(c)AFP