【5月31日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリアは30日、第19ステージ(ビエッラ~シャンポルク、166キロメートル)が行われ、デカトロン・アージェードゥーゼル・ラモンディアルのニコラ・プロドム(フランス)が区間優勝を飾った。

五つの峠を越える過酷な今ステージでは、期待されていたようなタイトル争いの盛り上がりはなく、大きな逃げ集団から抜け出したプロドムが勝利を挙げた。

総合2位につけるEFエデュケーション・イージーポストのリチャル・カラパス(エクアドル)は終盤にアタックを仕掛けたものの、総合首位に立つUAEチームエミレーツXRGのイサーク・デルトロ(メキシコ)はそのスピードにしっかりとついていった。

総合争いでカラパスとのタイム差を43秒としたデルトロは、両者に追随できなかった総合3位につけるチーム・ビスマ・リースアバイクのサイモン・イェーツ(英国)との差を1分21秒にまで広げた。(c)AFP