【5月31日 AFP】国連は30日、「武装集団」がパレスチナ自治区ガザ地区の倉庫を襲撃し、大量の医療用物資を略奪したと非難した。

ステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は、「この集団は(ガザ中部)デイルアルバラフにある野戦病院の倉庫を襲撃し、大量の医療機器、医療用物資、医薬品、栄養失調の子どもたち向けの栄養補助食品を略奪した」と述べた。

奪われた物資は、戦争で荒廃したガザに前日搬入されたばかりだったという。

ドゥジャリク氏は、「現地の状況がさらに悪化し、治安と安全が崩壊する中、略奪事件が相次いで報告されている」が、今回の事件と、その2日前に援助を切望する「飢餓に苦しむ」パレスチナ人が世界食糧計画(WFP)の倉庫を略奪した事件とでは性質が異なると強調。

「今回の略奪ははるかに組織的で、過去数日間に見られた略奪とは大きく異なるようだ」「武装勢力による組織的な作戦だった」との認識を示した。(c)AFP