ガザ見捨てれば西側諸国は「信頼失う」 マクロン氏
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【5月31日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は30日、紛争で荒廃したパレスチナ自治区ガザ地区を見捨て、イスラエルに「フリーパス」を与えれば、西側諸国は世界の信頼を失うことになるだろうと述べた。
マクロン氏はシンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で、、「ガザを見捨て、イスラエルにフリーパスがあると考えるなら、たとえテロ攻撃を非難しても、われわれは信頼を失うことになるだろう」「だからこそ二重基準を拒否するのだ」と述べた。
マクロン氏はまた、欧州と米国はガザやウクライナを含む世界の危機を解決できていないと指摘。「これらの地域の危機を解決するふりをしている米国と欧州の信頼性はいずれも非常に低い」との認識を示した。(c)AFP