【5月31日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区での紛争が長期化し、サウジアラビアがパレスチナ国家樹立を推進する中、サウジ外相のファイサル・ビン・ファルハーン王子が6月1日、サウジ外相として初めてイスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸を訪問する予定だ。外交筋がAFPに明らかにした。

パレスチナ大使館筋によると、ファイサル王子は代表団を率いて中心都市ラマラを訪問する予定。イスラエルが1967年にパレスチナ自治区を初めて占領して以来、サウジ外相として初めての訪問となる。

大使館筋はAFPに対し、「ファイサル外相率いる閣僚級代表団が6月1日にラマラを訪問する」と語った。

​​イスラエルはヨルダン川西岸における入植地拡大を進め、ヨルダン川西岸に「ユダヤ人のイスラエル国家」を築くと表明している。(c)AFP