【5月30日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は29日、イースタンカンファレンスのプレーオフ決勝(7回戦制)が行われ、ニューヨーク・ニックスが111-94でインディアナ・ペイサーズを下し、2勝3敗でシリーズ生き残りに望みをつないだ。

王手をかけられていニックスはこの日、多くの有名人が観戦に訪れた本拠地マディソン・スクエアガーデンで終始リードを保って勝利を収め、敵地インディアナポリスで行われる31日のシリーズ第6戦に臨むことになった。

チームの大黒柱であるジェイレン・ブランソンは、この日も3ポイントシュート4本を含む32得点を記録。第4戦で左膝を痛め、試合開始直前まで出場が不透明だったカール・アンソニー・タウンズも24得点、13リバウンドで勝利に貢献した。

対するペイサーズは第3クオーターに点差を20点から10点まで縮め、前週ニューヨークで第4クオーターに14点差をひっくり返す大逆転勝利を飾ったシリーズ初戦を再現するかと思われた。

しかし、ニックスが立て直して再びリードを拡大し、そのまま逃げ切った。

ペイサーズの強力オフェンスが100点未満に抑えられたのは、今シリーズではこれが初めてとなった。舞台が再びニューヨークに戻る最終第7戦を回避するべく、ペイサーズは第6戦のホームゲームで何としても勝つ必要がある。(c)AFP