【5月29日 AFP】サッカー親善試合が28日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドはASEANオールスターズに0-1で敗れ、7万2550人の観客からブーイングを浴びた。

1973-74シーズン以降では最悪となるリーグ戦15位で今季を終えたユナイテッドは、試合開始時に32度を記録する厳しい暑さの中、無気力でアイデアに欠けていた。アジア遠征2試合のうちの初戦で、ハリー・マグワイアやラスムス・ホイルンド、カゼミーロ、ディオゴ・ダロト、マヌエル・ウガルテ、コビー・メイヌー、GKアンドレ・オナナらレギュラー選手を多く先発に起用したものの、ASEANオールスターズの脅威にさらされた。

71分にミャンマー人選手のマウン・マウン・ルインに決勝点を奪われると、試合終了を前に一部ファンが退席し、最後のホイッスルとともにブーイングが起きた。

ルベン・アモリム監督は「ファンからのブーイングは、われわれにとって必要なもの」「私たちの義務はチームを改善し、来シーズンに向けてチームを向上させることだ」と述べ、新たなけが人なしでマレーシアを離れられることに満足していると述べた。ユナイテッドは30日に、香港代表と試合を行う予定となっている。(c)AFP