【5月29日 AFP】ロシアは28日、トルコ・イスタンブールで週明け6月2日にウクライナと新たな直接協議を行い、和平案を提示する意向を表明した。これに対しウクライナ側は、協議で成果を上げるには事前に提案を確認する必要があるとしている。

双方は今月16日にもイスタンブールで、3年超ぶりの直接協議を行った。ただ、その場では突破口は見いだせなかった。

和平合意を求めているドナルド・トランプ米大統領は、ロシアが時間稼ぎをしているようにみられることにいら立ちを募らせている。この日、「2週間程度」の間にウラジーミル・プーチン大統領が戦闘を終わらせることに真剣かどうかを判断すると警告した。

ウクライナはすでにロシア側に和平条件を提示したとしており、同様の対応を求めるとしている。(c)AFP