中国大使、コロンビアで米国に「取って代わる」つもりない
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【5月28日 AFP】中国の朱景陽駐コロンビア大使はAFPに対し、中国は米国に代わってコロンビアの主要貿易相手国になることを目指していないと語った。
最近まで、コロンビアは中南米における米国の最も緊密な貿易・安全保障パートナーの一つだった。しかし、同国初の左派大統領グスタボ・ペトロ氏は、ドナルド・トランプ米大統領と対峙(たいじ)する一方で、中国との貿易を拡大しようとしている。
朱大使は、中国が米国を中南米におけるトップの座から引きずり下ろそうとしているとの見方を否定。「中国は協力を提供しにきており、誰かを置き換えたり、誰かの地位を奪おうとしているわけではない」と話した。
コロンビアは今月初め、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加した。(c)AFP