【5月26日 AFP】スペインのホセ・マヌエル・アルバレス外相は25日、国際社会はパレスチナ自治区ガザ地区での戦争を止めるためにイスラエルに対する制裁を検討すべきだと述べた。

この日、スペインの首都マドリードでは欧州とアラブ諸国の代表団が会議を開き、ガザ攻撃の終結を求めた。

開幕前にアルバレス氏は記者団に対し、会議の目的はイスラエルの「非人道的」かつ「無意味な」ガザでの戦争を止めることだと語った。

会議にはフランス、英国、ドイツ、イタリアなどの欧州諸国や、エジプト、ヨルダン、サウジアラビア、トルコ、モロッコ、アラブ連盟、イスラム協力機構の代表が参加。

スペインと同様にすでにパレスチナ国家を承認しているノルウェー、アイスランド、アイルランド、スロベニアも参加した。

欧州連合(EU)が先週、イスラエルとの協力協定を見直すと決定したことを受け、アルバレス氏は記者団に対し、スペインは協定の「即時停止」を要求すると述べた。

アルバレス氏はまた、スペインはパートナー諸国にイスラエルへの武器禁輸措置を強く求め、「二国家解決を永遠に破壊しようとする者」に対する個別制裁も「排除しない」と付け加えた。(c)AFP