【5月25日 AFP】女子テニスの大坂なおみが24日、全仏オープン開幕を前に、上位に戻るための戦いを「楽しんでいる」と話した。

昨年の全仏では、最終的に優勝したイガ・シフィオンテク(ポーランド)との対戦でマッチポイントを握る場面もあり、あと一歩で勝利というところまで女王を追い詰めた。

4度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇る大坂は、2023年は出産のためツアーを離れていたが、今季は復調の兆しを見せ、現在は世界ランキングトップ50に返り咲いている。

「以前よりも楽しんでいると思う。新しい選手が出てくるのを見るのも楽しい」と語りつつ、「娘と離れてここへ来ることを選んだのは、何かを達成するため。この時間を最大限に生かさなくてはいけない」「どの大会でも、前向きな気持ちで臨めないのであれば、意味がない」と話した。

今月初めには下部ツアー大会のサンマロ・オープンに出場し、2021年の全豪オープン以来となる優勝を果たした。マイアミ・オープンとイタリア国際でも16強入りしている。

「(サンマロに出る)決断自体はちょっと難しかった。少しプライドもあるから」と振り返り、「かなりプレッシャーがあった。負けられないというより、負けたらどう言われるか気になっていた」「もちろん、試合中にそんなことを考えるべきではないけれど。でも乗り越えられた」と語った。

ウエアについては今季、花をモチーフにしたものを着用しており、全仏では桜をテーマにしたシューズと、それに合わせたキットを披露する予定。「今回のキットは本当に楽しみ。自分でデザインしたから」と笑顔を見せた。

全仏ではまだ越えたことのない3回戦の壁を突破することを目指す大坂。初戦は第10シードのパウラ・バドサ(スペイン)との初対戦となる。

「二人とも長くツアーにいるのに、これまで対戦がなかったのはちょっと不思議」「1回戦だから緊張すると思う。1回戦はいつもそう。できれば良いコートで試合ができるとうれしい」と話した。(c)AFP/Jed Court