シフィオンテクは4連覇へ厳しい道のり、全仏OP女子単ドロー
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【5月23日 AFP】全仏オープンテニスは22日、女子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、大会第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、4季連続にして自身5度目の大会制覇に向けて厳しい道のりに直面した。
シフィオンテクはこの1年間トロフィーから遠ざかり、トラブルも続いていた中で、今大会では本来の調子を取り戻す必要がある。
世界ランキングも5位に後退しているシフィオンテクは、昨年大会のファイナリストであるジャスミン・パオリーニ(イタリア)をはじめ、元大会女王のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)や2022年ウィンブルドン選手権の覇者エレナ・ルバキナ(カザフスタン)らと同じ山に入った。
シフィオンテクは1回戦でレベッカ・シュラムコワ(スロバキア)を迎え撃ち、2回戦に進出すれば2021年の全米オープン覇者で全仏はこれがわずか2回目の出場となるエマ・ラドゥカヌ(英国)と対戦する可能性がある。
同じ山には、第13シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第18シードのドナ・ヴェキッチ(クロアチア)、第26シードのマルタ・コスチューク(ウクライナ)ら強豪もひしめいている。
シフィオンテクと同じトップハーフに入った第1シードのアリーナ・サバレンカは、1回戦でロシア出身のカミラ・ラヒモワと対戦する。
順当に勝ち進めば準々決勝では、ローラン・ギャロスのセンターコート、コート・フィリップ・シャトリエで行われた昨年8月のパリ五輪決勝で金メダルに輝いた第8シードの鄭欽文(中国)が待ち受けている可能性がある。
第2シードのココ・ガウフ(米国)は、オリビア・ガデツキ(スイス)との1回戦で大会の幕を開ける。
2004年のマリア・シャラポワ以来の最年少優勝を目指す18歳の新星ミラ・アンドレーワは、1回戦の相手がクリスティーナ・ブクサ(スペイン)に決まった。
大坂なおみは、1回戦で第10シードのパウラ・バドサ(スペイン)との注目対決に臨む。(c)AFP
