【5月25日 AFP】男子テニス、ジュネーブ・オープンは24日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を5-7、7-6(7-2)、7-6(7-2)で下し、史上3人目となるツアー通算100勝目を挙げた。

38歳のジョコビッチは第1セットを落としたが、3時間5分の末に劇的な逆転勝利を飾り、ジミー・コナーズ(米国)とロジャー・フェデラー(スイス)に次ぐ快挙を達成した。昨年のパリ五輪以来となるタイトル獲得となり、20年連続のツアー優勝という前人未到の記録も打ち立てた。

今シーズンのクレーコートでは、モンテカルロ・マスターズとマドリード・オープンでいずれも初戦敗退を喫していた。そうした中で、25日に開幕する全仏オープンを前に調整を兼ね、グレードの低いジュネーブ・オープンへの出場を決断していた。

また、元ライバルのアンディ・マレー・コーチとの関係解消後初の大会でもあったが、その影響も全く見せなかった。

全仏オープンでは、大会通算4度目、四大大会(グランドスラム)通算では男女通じて史上最多となる25度目の優勝を狙う。1回戦は26日か27日に予定されており、マッケンジー・マクドナルド(米国)と対戦する。(c)AFP