【5月23日 AFP】サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリードに所属するルカ・モドリッチ(39)が22日、今夏のクラブW杯後にクラブを退団すると表明した。

モドリッチは、インスタグラムに「人生には始まりと終わりがある。土曜日(24日)に(レアルの本拠地)サンチャゴ・ベルナベウで最後の試合をする」「誇りと感謝、そして忘れられない思い出で心が満たされている」と記し、クラブとの契約が満了すると明かした。

「クラブW杯の後、もうこのユニホームをピッチで着ることはないが、私はいつもマドリードのファンであり続ける」

「すべてを勝ち取り、とても幸せだった。本当に、とても幸せだった。」

2012年にイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーから加入して以来、レアルで公式戦590試合に出場し、欧州チャンピオンズリーグで6回、リーグ戦で4回、国王杯で2回優勝を果たすなど、合計28個のトロフィーを獲得した。

移籍当初は苦戦したものの、すぐさま適応すると、世界最高のMFの一人に成長。2018年にはレアルでの活躍に加え、W杯ロシア大会でクロアチア代表として準優勝を収め、同年の世界最優秀選手賞「バロンドール」を受賞した。

モドリッチは昨夏、25年6月30日までの1年の契約延長にサインしたが、レアルがクラブW杯のグループリーグを突破した場合、数日間契約を延長する可能性がある。大会は7月13日に終了する。(c)AFP