フリック監督、バルサと27年まで契約延長 就任1年目で国内3冠
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【5月22日 AFP】サッカースペイン1部リーグのFCバルセロナは21日、ハンジ・フリック監督との契約を2027年6月まで延長したと発表した。
ドイツ出身のフリック監督は就任1年目の今季、バルセロナをスペインリーグ、国王杯、スーパーカップの国内3冠に導いた。
チームは昨季、前任のシャビ・エルナンデス監督の下で無冠に終わったが、フリック監督は就任直後からインパクトを残し、欧州チャンピオンズリーグでも4強入りを果たした。
近年は低迷が続いていたバルセロナだが、17歳のラミネ・ヤマル、ハフィーニャ、ベテランのロベルト・レワンドフスキの前線トリオにけん引された若いチームは、欧州の舞台で再び存在感を示した。
クラブも声明で、「(フリック監督が)初年度にクラブにもたらした興奮は、バルセロナを再び欧州で恐れられる存在にした」「指揮した54試合中43試合で勝利し、勝率は73パーセント。1年目としてはルイス・エンリケ監督の83パーセントに次ぐ数字だ」と称賛した。
フリック監督の当初の契約期間は2026年までだった。(c)AFP