トランプ氏、税制法案支持を与党議員に訴え
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【5月21日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は20日、2期目の政策の柱に据えている減税法案への支持を与党共和党議員に訴えた。
法案は1期目に実施した所得減税の継続と、その財源に充てるための政府支出の大幅削減を組み合わせている。
トランプ氏は共和党下院議員の非公開の会合に出席した後、記者団に対し、「怒鳴り声はなかった。愛の会議だったと思う」と語った。「われわれは大勝利を収めるだろう」とも述べた。
トランプ氏は、移民問題への対処などの条項も盛り込まれた、「大きな美しい法案」と呼ばれるこの法案が議会を通過しなければ、国民は大幅増税に直面すると警告している。
ただ、法が成立すれば政府債務が一段と拡大すると主張する財政タカ派や、貧困層数百万人への医療サービスが削減されると指摘する穏健派の懸念を鎮めるには至らなかったとみられる。
穏健派は、低所得者向け医療支援「メディケイド」を過度に縮小すれば、2026年中間選挙に悪影響が及ぶと危惧。州・地方税(SALT)控除上限の大幅引き上げを求めるグループも、指導部と対立している。
そうした議員の一部は、トランプ氏から名指しで非難された後も、マイク・ジョンソン下院議長に、法案への反対を貫く考えだとのメッセージを送ったと報じられている。
ジョンソン氏は、今週中の法案採決を目指している。(c)AFP/Danny KEMP