シナー、イタリア国際準優勝も手応え 全仏OPへ「良い教訓」
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【5月20日 AFP】男子テニス、世界ランキング1位のヤニック・シナー(イタリア)は、前週のイタリア国際決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に敗れたものの、ドーピングによる3か月の出場停止処分からの復帰初戦で示した自身のレベルに満足していると語った。
18日に行われた決勝では、アルカラスが第1セットに2本のセットポイントをしのぎ、7-6(7-5)、6-1で優勝を果たした。
敗れたシナーはこれで連勝が26でストップ。アルカラスにはツアーで最後に黒星を喫した昨年の中国オープン決勝でも敗れており、これで直接対決では4連敗となった。
シナーは試合後、「第1セットでやや試合の流れが変わったのは確かだ。だけど、全体的には大会にとても満足している。これが自信になり、パリ(全仏オープン)でも良いテニスができたらいいと思っている」と語った。
シナーは昨年3月、禁止物質クロステボルに2度陽性反応を示した。原因は偶発的な汚染によるものだったと判断されたものの、3か月の出場停止処分を受け、連覇を果たした1月の全豪オープンを最後に、今大会まで試合から遠ざかっていた。
シナーは「3か月ぶりの大会でこの結果を出せたことは、自分にとって非常に大きな意味がある」と語り、決勝での敗戦も全仏オープンに向けた「良い教訓になった」と前向きに受け止めた。
また、「きょうの試合で見られたように、パリで良い成績を収めるためには改善すべき点があるのは確かだ。いくつかの試合では非常に良いプレーができたし、もっと良くできたと思う場面もあった」としつつ、「でもこれがテニス。浮き沈みはあったが、全体としてとても良い大会だった」と振り返った。
シナーは当初、次週のハンブルク・オープンに出場する予定だったが、休養を取る方針を明らかにした。(c)AFP