ブラジルサッカー連盟前会長、解任決定への上訴取り下げ
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【5月20日 AFP】ブラジルサッカー連盟(CBF)のエジナウド・ロドリゲス前会長(71)は19日、自身の解任を無効にするための同国最高裁判所への上訴を取り下げた。
AFPが入手した裁判所の文書によると、ロドリゲス氏の担当弁護士は「スポーツ運営の安定性を脅かす複数の法的争いが重なり合っていることから、ブラジルサッカー連盟が直面している繊細な状況を考慮した結果」、訴えを取り下げることに決めたと述べた。
リオデジャネイロの裁判所は前週、3月に再選されたロドリゲス氏について、連盟との契約書の署名に「偽造の可能性」があるとして、役職を無効とする裁定を下した。
ロドリゲス氏の上訴取り下げにより、5月25日に予定されているCBF会長選では、サミル・シャウジ氏(41)が有力候補となる見通しとなった。(c)AFP