アンチェロッティ氏、ブラジル代表監督就任へ 今季でレアル退団
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【5月13日 AFP】ブラジルサッカー連盟(CBF)は12日、スペイン1部リーグのレアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督(65)が、今季終了後にブラジル代表監督に就任すると発表した。
国外出身のブラジル代表監督は1965年以来で、史上4人目となる。契約は来年のW杯本大会までで、エクアドル、パラグアイと対戦する来月の予選2試合から指揮を執る。
レアルの新監督には、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイヤー・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ氏が就任する見通し。アロンソ氏は前週、今季限りでレバークーゼンの監督を退任することをすでに発表している。
ブラジル代表は、1-4で敗れた3月のアルゼンチン戦後、ドリバウ・ジュニオール前監督を解任。現在、W杯南米予選では4位につけている。
アンチェロッティ監督は契約を1年残してレアルを去ることになる。レアルでは、昨季にリーグと欧州チャンピオンズリーグの2冠を達成するなど、クラブ史上最多となる15個のタイトルを獲得したが、今季は無冠で終えることが決定的。25日に行われるレアル・ソシエダとの最終節が、レアルでの最後の試合になる。
スペインメディアは12日、アロンソ氏が6月1日から後任に就任し、同18日に行われるクラブW杯のアル・ヒラル(サウジアラビア)戦で初陣を迎えると報じている。(c)AFP/Anna PELEGRI, Rik SHARMA in Barcelona