シナーがドーピング違反からの復帰戦で白星、イタリア国際
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【5月11日 AFP】テニス、イタリア国際は10日、男子シングルス2回戦が行われ、ドーピング違反による3か月の出場停止処分から復帰した大会第1シードのヤニック・シナー(イタリア)は、6-3、6-4のストレートでマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)を下した。
世界ランキング1位のシナーは、1万人以上のファンの前で1時間39分の勝利を収め、ラッキールーザーのイェスパー・デ・ヨング(オランダ)との3回戦に駒を進めた。
2月に世界反ドーピング機関(WADA)による処分を受け入れたシナーにとっては、優勝した1月の全豪オープン以来の実戦。センターコートを満員にした母国のファンを沸かせつつ、今月後半に開幕する全仏オープンに向けて実戦勘を取り戻しながらプレーした。
「全力を尽くそうとした。それが今できる唯一のことだと思う。今の自分にできるのはそれだけだ」とシナーは語り、「素晴らしい気分だし、格別だ。当たり前のことなんて何もない。それに、戻ってこられてとにかくうれしい」と振り返った。
ローマ生まれのマッテオ・ベレッティーニも、4年ぶりの地元大会初戦でジェイコブ・ファーンリー(英国)を6-4、7-6(7-0)のストレートで破り、地元のファンにとってはうれしい一日になった。
一方で、第16シードのアンドレイ・ルブレフはファビアン・マロジャン(ハンガリー)に5-7、6-4、3-6で屈し、第4シードのテイラー・フリッツもマルコス・ギロンとの米国勢対決に6-7(4-7)、6-7(3-7)で敗れ、それぞれ自身の初戦で姿を消した。(c)AFP/Terry DALEY