【5月7日 AFP】男子テニスのステファノス・チチパス(ギリシャ)の実家の飼い犬にかまれてけがをし、縫合が必要になったと訴える男性がいると、現地メディアが6日に報じた。

被害を訴えているのは71歳の男性で、首都アテネ南部の海岸沿いの町ブリアグメニで5日、カフェの外で襲われたという。

男性はニュースサイトNewsITに対し、「クマにかまれたかのようだった。ズボンが破れた」と話した。血を流して歩道に倒れていたところを通行人に助けられ、病院に運ばれたという。

飼い主はチチパスの母親であるユリア・サルニコワ氏だと主張しており、「一家のことは知っている。何年もブリアグメニに住んでいるからだ」「彼女は犬を引き離し、私に悪態をついた」と述べた。男性は警察に被害を届け出たという。

サルニコワ氏は1980年代にソビエト連邦の選手としてプレーした元テニス選手。チチパスは現在モナコに居住している。(c)AFP