【5月10日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領が欧州連合(EU)のウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長を「素晴らしい」と評し、会談を希望すると述べたのを受け、フォンデアライエン氏は9日、「概してお世辞は嫌いじゃない」と皮肉交じりに応じた。

トランプ氏は8日、全世界を対象に関税措置を発動した後、初めての合意となる米英貿易合意を発表する際に記者団に対し、「彼女(フォンデアライエン氏)は本当に素晴らしい。会談できることを願っている」と述べた。

「EUは大きな存在で、彼らはどうしても合意を結びたいと考えている。誰もが米国との合意を望んでいる。だからわれわれはそうしている」と付け加えた。

トランプ氏の発言について問われると、フォンデアライエン氏は本題に入る前に含み笑いをしてから、交渉による解決の重要性を強調した。

フォンデアライエン氏はベルギー・ブリュッセルで記者団に対し、トランプ氏とは電話や先月のローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀で「良い会話」ができたと語った。

「しかし、私にとって重要なのは、ホワイトハウスに行くなら、議論できるパッケージを用意したいということだ。それは具体的なものでなければならず、双方が合意できる解決策を望んでいる。それが今、私たちが取り組んでいることだ」と付け加えた。(c)AFP