マンUがビルバオ圧倒 トッテナムとのEL決勝に進出
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【5月9日 AFP】サッカーヨーロッパリーグは8日、準決勝第2戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は4-1でアスレティック・ビルバオ(スペイン)を下し、2戦合計スコア7-1で勝ち上がりを決めた。決勝ではトッテナム・ホットスパー(イングランド)との対戦が決まった。
初戦を3-0で制していたユナイテッドは、ホームのオールド・トラフォードでビルバオのミケル・ヤウレギサルに先制点を許したが、後半に投入されたメイソン・マウントとアマド・ディアロが試合の様相を一変させた。
チェルシーからの加入後目立たない存在だったマウントだが、72分に見事なターンからファーサイドにシュートを蹴り込んで待ち望んでいた安堵(あんど)をもたらすと、80分にカゼミーロ、85分にラスムス・ホイルンドが追加点を奪取した。
さらにアディショナルタイムには相手GKがポジションを外したところを見逃さず、マウントがハーフウエーライン付近からの長距離弾で自身2点目を決めた。
一方でトッテナムは2-0でボードー/グリムト(ノルウェー)に勝利し、2戦合計スコア5‐1で決勝に駒を進めた。
スパーズは後半にドミニク・ソランケとペドロ・ポロが得点を奪い、17年ぶりのタイトル獲得へ希望をつなげた。
トッテナムは今季、プレミアリーグで3-0、1-0、フットボールリーグカップで4-3とユナイテッドから3勝を挙げており、1983-84シーズンのUEFAカップ以来となる欧州トロフィー、そして2007-08シーズンのリーグカップ以来となるタイトル獲得を目指している。
決勝は21日にスペイン・ビルバオで行われる。(c)AFP