【5月9日 AFP】米国のジョー・バイデン前大統領は8日、2024年大統領選でカマラ・ハリス前副大統領がドナルド・トランプ大統領に敗れたことに驚きはなかったと述べ、ハリス氏の敗因は共和党が「性差別的な手段」に訴えたことにあるとの見解を示した。

バイデン氏はABCテレビのトーク番組「ザ・ビュー」のインタビューで、ハリス氏の敗北について問われると、落胆したが「驚きはなかった。ハリス氏に大統領になる資格がないと思っていたからではない。彼女に資格はある」「私が驚かなかったのは、彼ら(共和党)がこれは女性だ、彼女はこうだ、彼女はああだと性差別的な手段に訴えたからだ」と回答した。

バイデン氏はまた、ハリス氏とは頻繁に話し合っているが、「彼女は今後の方針について難しい決断を迫られている」「彼女が引き続き積極的に関与してくれることを願っている」とも述べた。(c)AFP