【5月5日 AFP】テニス、マドリード・オープンは4日、男子シングルス決勝が行われ、大会第14シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が第5シードのジャック・ドレイパー(英国)を7-5、3-6、6-4で破り、自身初のマスターズ大会優勝を果たした。

ルードは2時間半に及ぶ激闘を制し、自身3度目となったマスターズ1000大会の決勝で悲願を達成した。キャリア通算では13勝目。

これまでは四大大会(グランドスラム)で3度、マスターズで2度、さらに2022年のATPファイナルズでも決勝に進出しながらいずれも敗れていたが、7度目の大舞台でついにキャリア最大のトロフィーをつかんだ。

試合後のインタビューでは「やっぱり7はラッキーナンバーなんだと思う」と笑い、「待ったかいがあった」「安堵(あんど)と幸せ、純粋な喜びが混ざったような気持ちだ」と話した。

敗れたドレイパーも、3月のBNPパリバ・オープンに続くタイトル獲得はならなかったが、5日発表の最新世界ランキングではノバク・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて5位に浮上する。(c)AFP