【5月4日 AFP】テニス、マドリード・オープンは3日、女子シングルス決勝が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのアリーナ・サバレンカが第4シードのココ・ガウフ(米国)を6-3、7-6(7-3)で下し、2年ぶり3度目の大会制覇を果たした。

サバレンカはこれが今季ツアー最多のマッチ31勝目で、ブリスベン国際とマイアミ・オープンに続く今季3個目のツアータイトルとなった。

今季6度目の決勝となったサバレンカは「正直、信じられない。努力しているし、自分のテニスをして、すべてのポイントで戦うことができれば、それが可能なのは分かっている。でも、実際にそれをやり遂げるのは夢のよう」と話し、「今の調子とプレーを続けていきたい」と付け加えた。

昨年の決勝で敗れたイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、今年は準決勝でガウフに完敗した。

シフィオンテクが調子を落としている中、サバレンカは世界ランク1位の座をめぐって敵なしの状態になっており、全仏オープンに向けても優勝候補の本命とされている。

サバレンカは、昨年の全仏オープンを最後に優勝から遠ざかっているシフィオンテクについて「今はあまり調子が良くないかもしれない」と認めつつ、「彼女は必ず戻って来る」とコメント。「自分はとにかく未来に向かって取り組み、できるだけ自分のテニスを改善しようとしている。コートで誰が挑戦してきても、それに対応できるように」と語った。(c)AFP