【5月4日 AFP】ボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一戦が4日、サウジアラビア・リヤドで行われ、3団体統一王者のカネロことサウル・アルバレス(メキシコ)がIBF王者のウィリアム・スカル(キューバ)を判定3-0で下し、4団体統一王者に返り咲いた。

これで戦績はアルバレスが63勝(39KO)、2分け、2敗となった。スカルは試合前まで23戦全勝だったが、この敗戦で初黒星となった。

アルバレスは、IBFの指名挑戦者だったスカルとの試合を昨年回避し、代わりにエドガー・ベルランガ(プエルトリコ)との対戦を選択したため、IBF王座を剥奪されていた。

アルバレスが北米以外で試合をするのは、20年近いプロキャリアで今回が初めてだった。

試合後には、テレンス・クロフォード(米国)がリングに上がり、アルバレスとの対戦が9月12日に米ラスベガスで行われることが正式に発表された。(c)AFP