【5月6日 東方新報】「減糖ダイエット」が健康インフルエンサーの推奨から、一般消費者の重要な購買基準へと変わるなか、食品・飲料業界では世界規模の「健康革命」が進行している。現在、糖分の摂取を抑える意識が広まり、低糖食が注目されている。各国では法律や規制を通じて、食品・飲料業界に対し健康的な方向への転換を促す動きが加速している。

 この流れの中で、ペットボトル入りアイスティー市場も転機を迎えている。高糖配合の従来品と、消費者の高まる健康志向との間にギャップが生まれ、従来の風味を保ちつつも減糖を実現できる製品が求められている。そうした中、中国の新興飲料メーカー「元気森林(Yuanqisenlin)」のアイスティーは「糖分25%カット」という強みを武器に、激化する市場競争をいち早く突破し、健康志向の新たなカテゴリーを切り開いた。

 人びとの低糖・健康志向が高まる中、世界的な減糖トレンドはさらに深化している。多くの国では「課税+ラベル表示+消費行動の誘導」という枠組みで、食品・飲料業界全体を再構築している。たとえば、英国は2018年に「砂糖税」を導入し、企業に低糖バージョンの製品開発を促した。米国は2020年から新たな栄養表示規定を導入し、食品包装に「添加糖」の含有量を明示するよう求めている。中国でも段階的な政策で業界の転換を進めており、2023年に発表された「過度包装制限要求」では食品の糖分表示を明確化。同年の「健康中国行動—バランスの取れた食生活行動」中間評価でも、「含糖飲料の消費は引き続き厳しく制限すべき」とされた。

 アイスティー市場では、消費者の行動変化が業界変革の主な原動力となっている。「2025年中国ペットボトルアイスティー業界白書」によれば、71.4%の消費者が「減糖/無糖」ラベルを最も重視し、82.9%が減糖配合を明確に好むと回答しており、原材料や味以上に重視されていることが分かる。

 しかし長年にわたり、ペットボトルアイスティー市場は高糖・高甘味の伝統的な配合が主流で、主要ブランドの代表製品は100ミリあたり9グラムを超える糖分を含むことも少なくない。これは、「中国人の食事ガイドライン」が示す「成人の1日あたりの自由糖(添加糖)の摂取量は50グラム以下が望ましい」という推奨値を大きく上回る。

 このような状況の中、元気森林のアイスティーは糖分を25%削減しつつ、茶葉抽出と果汁の黄金比率で甘さを抑えながらも風味を保ち、「糖分を控えつつ美味しさも重視したい」という現在の消費者心理に応えた。これにより、業界に健康的な転換の可能性を示す製品として注目されている。

「減糖しても味を損なわない」ことは、元気森林の厳選素材と先進技術によって実現されている。同社は「食品安全国家基準—包装済み食品の栄養表示ガイドライン」に基づき、糖分25%以上の削減を行い、パッケージ前面に「減糖」マークを明記している。

 製品にはスリランカ産のセイロン紅茶を使用し、茶ポリフェノールの清涼感と余韻を活かしながら、四川省(Sichuan)安岳県産のユーカリレモン果汁を加えている。果汁はマイナス196度の液体窒素による瞬間冷凍技術で香りとビタミンCを最大限保ち、減糖によって失われがちな味の深みを、茶とレモンの風味の相乗効果で補っている。

 市場の反応も元気森林の減糖戦略の効果を裏付けている。調査によると、2023年にアイスティー市場へ新規参入した同社の製品は、味、風味、栄養価いずれも高く評価され、「非常に美味しい」との評価を獲得している。業界主要ブランドとの比較でも、ユーザー満足度、技術革新度、糖分含有量、化学添加物の使用、ユーザー推薦率の5つの指標でいずれも首位となった。

 減糖が世界の食品・飲料業界にとって「避けて通れない課題」となる中で、「糖分25%以上カット」を実現した元気森林のアイスティーは、消費者のニーズを満たすだけでなく、「健康と美味しさは両立できる」という新たな価値観を業界に示した。

 市場予測によれば、2033年には世界のペットボトル入りアイスティー市場が1000億ドル(約14兆2460億円)を超える規模に達する見込みであり、低糖製品がその中心的な位置を占めるとみられる。元気森林はその先陣を切って、より健康的で透明性があり、持続可能な新時代の茶飲料市場へと業界を導こうとしている。(c)東方新報/AFPBB News