【5月2日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は1日、6月1日からトランスジェンダー女性の女子サッカー出場を禁じると発表した。FAは、先月英最高裁による平等法に関する判断を受けて方針を更新したと述べている。

FAのトランスジェンダー包摂方針は最高裁の判断直前に更新され、トランスジェンダー女性がテストステロンレベルを下げれば女子サッカーでプレーすることを継続許可していた。この更新により、FA側は安全性と公平性の問題を考慮して、トランス女性のプレーを許可するかどうかの裁量を持っていた。その中で最高裁が「女性」の法的定義は出生時の性別に基づくもので、性別認識証明書を持つトランスジェンダー女性は含まれないとの判断を下したため、FAはトランス女性を女子サッカーから完全に排除した。

スコットランドサッカー協会(SFA)も同日、2025-26シーズンの開幕から同様の禁止措置を実施すると発表。新たなルールの変更は、両国のアマチュアおよびプロレベルのすべての女子サッカーに適用される。

ホームネーションズ(英国を構成するイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)内では、プロに登録済みのトランス選手はいないが、英BBCは数百万人いるアマ選手の中で登録済みのトランス選手は30人未満だと報じている。(c)AFP