【5月2日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は1日、米国との画期的な鉱物資源協定はウクライナが求めていた明確な安全の保証には及ばなかったものの、双方に「平等な」利益をもたらすと述べた。

一方でゼレンスキー氏は、4月30日に署名された鉱物資源協定に対するロシアの軍事的対応として首都キーウなどの都市へのミサイル攻撃があり、少なくとも2人が死亡、15人が負傷したことを受け、ロシアへの圧力を強める必要があると述べた。

数か月にわたる交渉の末に成立したこの協定により、米国とウクライナは共同でウクライナの重要な鉱物資源の開発と投資を行うことになる。

ドナルド・トランプ米大統領は当初、この取り決めを、ジョー・バイデン前政権下でウクライナが受けた戦時援助に対する「返金」だと表現していた。

しかし、ウクライナは新しい協定が過去のいかなる「債務」とも無関係だと述べた。米国当局者も、この協定がウクライナへの米国の支持を示すものだと強調した。

ゼレンスキー氏は定例演説で、合意内容は交渉中に「大きく変わった」と述べた。

「今ではこれは、ウクライナへの相当な投資の機会を創出する、真に平等な協定となっている」と続け、「この協定に債務はなく、ウクライナに投資して利益を上げる復興基金が設立される」と説明した。(c)AFP