2025年第1四半期、中国の金消費量が5.96%減少
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【4月30日 東方新報】中国黄金協会が4月28日に発表した統計データによると、2025年第1四半期における中国の金消費量は290.492トンで、前年同期比5.96%減少した。このうち、金製品(ジュエリー)は134.531トンで前年同期比26.85%減少し、金地金および金貨は138.018トンで前年同期比29.81%増加した。工業用およびその他の用途による金の使用量は17.943トンで、前年同期比3.84%減少した。
中国黄金協会は、高騰する金価格の影響で金製品の消費需要が持続的に低迷しており、古法金(伝統的な工芸による金製品)、高純度金、および軽量の金アクセサリーがより人気となっていると分析している。一方、地政学リスクの高まりや経済の不確実性により、金のリスクヘッジ・資産保全機能がさらに際立ち、民間における金地金および金貨への投資需要は急速かつ大幅に拡大した。工業用金は高金価格の影響を受け、小幅な減少傾向を示している。
第1四半期、中国国内の金ETF(上場投資信託)の保有量は23.47トン増加し、2024年第1四半期と比べて5.49トン増加、前年比327.73%増となった。3月末時点で、中国国内の金ETFの保有量は138.21トンに達している。
また、第1四半期に中国は金準備を12.75トン増加させ、3月末時点での中国の金準備総量は2292.33トンとなった。
3月25日には、中国工商銀行(ICBC)北京市分行(北京支店)が中国人寿保険股份有限公司と連携し、国家金融監督管理総局が進める保険資金による金投資業務パイロット制度の枠組みのもと、全国初となる保険資金による金投資のプライシング取引を実施した。これは保険資金による初の金取引となり、一定程度、金市場の発展に新たな活力を注入するものとなった。
さらにデータによれば、2025年第1四半期の中国国内における金原料生産量は87.243トンで、2024年第1四半期に比べて1.284トン増加し、前年比1.49%の増加となった。第1四半期における輸入原料による金生産量は53.587トンで、前年同期比0.68%増加した。この輸入分を含めると、中国全体の金生産量は140.830トンとなり、前年同期比1.18%の増加となった。(c)東方新報/AFPBB News