【4月30日 東方新報】カーニバル・コーポレーション(Carnival Corporation)と中国船舶集団(CSSC)の合弁事業によるクルーズブランド、愛達郵輪(Adora Cruises)は28日、傘下の2隻目となる国産大型クルーズ船「愛達・花城号(Adora Flora City)」が、中国船舶集団傘下の上海外高橋造船(Shanghai Waigaoqiao Shipbuilding)において順調にドック内起浮作業を完了し、正式に内装工事およびシステム調整の重要な段階に入ったと発表した。

「愛達・花城号」は2026年末までに引き渡しを完了し、広州市(Guangzhou)南沙区を拠点に国際航路を開始する予定である。愛達郵輪の関係者によれば、今回のドック内起浮は、2026年末の順調な引き渡しに向けた重要な一歩であり、これにより愛達郵輪は船隊規模の拡大を図る。

「愛達・花城号」では、空間設計、スマートテクノロジー、クルーズ体験のすべてにおいて全面的なアップグレードが行われる。初の国産大型クルーズ船である「愛達・魔都号(Adora Magic City)」と比較して、「愛達・花城号」は船体から内部空間の設計に至るまで、より「美しく秀麗」に仕上げられる予定である。総トン数はさらに大きくなり、船体の長さは17メートル延長され、よりスリムで優美な外観となる。クルーズ船中央のアトリウムエリアの面積も従来の2倍に拡大し、内装デザインはアール・ヌーヴォーの要素、海上シルクロード、嶺南文化などを融合させ、自然な美しさを感じさせる空間構成を実現する。同時にフィットネスエリアも最適化され、乗客により快適で余裕あるクルーズ体験を提供する。

 さらに、「愛達・花城号」では、より高度なスマートテクノロジーを搭載し、客室および公共エリアにインタラクティブ機能を導入することで、より便利なバケーション体験を提供する。バックヤードスペースでも技術的なアップグレードを行い、より環境に配慮したクルーズ運営を目指す。

 加えて、「愛達・花城号」では、より「中国らしい」クルーズ体験を全面的に作り上げる。全2130室の客室を備え、多様なスイートルームタイプを新たに追加するほか、レストランやショッピングエリアも刷新・拡充し、中国の乗客の宿泊、食事、買い物に対する嗜好により細やかに応える設計となっている。

「愛達・花城号」ではさらに、広州市を「花城」と呼ぶことにちなみ、「花」をテーマにしたデザインを採用し、エンターテイメント、リラクゼーション、社交、カフェ文化を融合させたオープン型多機能交流スペース「海上街心花園(海上ガーデンプラザ)」も新たに創出する予定である。(c)東方新報/AFPBB News