【4月27日 AFP】24-25ドイツ・ブンデスリーガ1部は26日、第31節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘンは3-0でマインツ05に勝利。しかしバイヤー・レバークーゼンがアウクスブルクに2-0で勝利したため、優勝決定は持ち越しになった。

バイエルンは前半にリロイ・ザネとマイケル・オリーセ、終盤にエリック・ダイアーがゴールを決めて快勝したが、昨シーズン王者のレバークーゼンも簡単にタイトルは譲らなかった。

バイエルンは次週のRBライプツィヒ戦で勝利すれば、34回目のリーグタイトルを獲得できるが、まだクラブチームでの優勝経験がないケインは、今節イエローカードをもらって累積警告で欠場となるため、チームは同選手抜きでの戦いとなる。

レバークーゼンは、フロリアン・ビルツが先制点を演出し、カウンターでネイサン・テラにパスを通すと、テラからボールを受けたパトリック・シックのシュートは相手に当たってゴールキーパーの上を越え、今季19ゴール目となった。レバークーゼンは今季先行してから勝ち点を落とす試合が全チーム中で最も多かったが、前半終了間際にはエミリアーノ・ブエンディアがカーブをかけたシュートを決め、チームに余裕を与える追加点をもたらした。

フランクフルトはホームで10人のRBライプツィヒを4-0で粉砕し、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場をほぼ確定させた。

ボルシア・ドルトムントは1899ホッフェンハイムに3-2の勝利を収め、トップ4入りの望みをつないだ。バルデマール・アントンが後半アディショナルタイムに決勝点を挙げた。

ホルシュタイン・キールは町野修斗が後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決めるなど2得点を記録し、ボルシア・メンヘングラッドバッハに4-3で勝利。残留の希望をわずかに残した。(c)AFP