【4月25日 AFP】テニス、マドリード・オープンは24日、女子シングルス2回戦が行われ、大会連覇を目指す第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、19歳の新星アレクサンドラ・イアラ(フィリピン)に4-6、6-4、6-2でどうにか勝利を収め、3回戦に駒を進めた。

世界ランキング2位のシフィオンテクは、3月に行われたマイアミ・オープンの準々決勝でストレート負けを喫した同72位のイアラを相手に、この日も第1セットを手こずり先取された。

今季はここまでベストの状態に程遠い中、第2セットに入るとリズムを見いだしてこのセットを奪うと、第3セットで難なく勝利をものにした。3回戦では、第31シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)を迎え撃つ。

シフィオンテクは試合を振り返り、「全体的にミスが多すぎたので、特にアジャストする(必要があった)のは一つだけではなかった」「不要なアンフォーストエラーを犯していたので、とにかくもっとボールを入れるために、余裕を保ち、もう少し安全なプレーを心掛けた」と報道陣に語った。

2023年の全米オープン覇者で第4シードのココ・ガウフ(米国)は、ダイアナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)に0-6、6-2、7-5で辛勝。3回戦では同胞のアン・リーを迎え撃つ。

その他では、アナスタシヤ・セバストワ(ラトビア)が第23シードのエレナ・オスタペンコとの同胞対決を7-6(7-2)、6-2で制した。2017年の全仏オープン女王であるオスタペンコは、前週のポルシェ・テニス・グランプリ準々決勝でシフィオンテクに勝利していた。今年の全豪オープンを制した第5シードのマディソン・キーズ(米国)は6-4、6-3でルシア・ブロンゼッティ(イタリア)で下し、第30シードのアンナ・カリンスカヤとの3回戦に進出した。(c)AFP