中国SNSユーザー、対米貿易戦争への怒りをミームで発散
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■米報道官の服は「中国サイトの商品」
同ユーザーはAFPにハンドルネーム「Buddhawangwang」を名乗り、こうした投稿は「怒りを発散する」手段だと述べた。
このユーザーは2019年に米カリフォルニア州に移住したが、「中国に対する偏見」への憤りから4年後にグリーンカード(永住権)を「捨てた」と語った。
「偏見」には、中国最西端・新疆ウイグル自治区に関する「フェイクニュース」も含まれているという。同自治区では、中国が少数民族ウイグル族に対する広範な人権侵害を行っていると批判されているが、中国政府は否定している。
同ユーザーは今、「西側諸国のプロパガンダを暴く」ことを目指す自らの行動が正しかったと感じている。
「世界の工場」として急速に経済大国に発展した中国の多くの人々にとって、米国人が靴やスマホを自国で製造するという考えは滑稽でしかない。
トランプ氏や、「中国の小作農」発言で非難を浴びたJ・D・バンス米副大統領、米実業家のイーロン・マスク氏が、靴や米アップルの人気スマホ「iPhone(アイフォーン)」の製造ラインで働いているように見せ掛けた生成AI動画は、瞬く間に拡散した。
米国人が服や靴、電子機器を製造する際、太った作業員が困惑しながらミシンをいじる場面を映した動画もある。
また、グローバル化の恩恵を享受しながら中国を批判し、偽善的だとされる米当局者の言動も標的となっている。
ある投稿は、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官が着ていた服が中国のECサイト「淘宝(タオバオ)」で購入されたものだと指摘。
「仕事では『メイドインチャイナ』を攻撃、私生活では『メイドインチャイナ』を享受」や「裏表のある行動だ。それなら着るな、使うな」とのコメントが付けられた。
中国外務省の毛寧報道官は、トランプ氏のトレードマークの「MAGA」帽子に「メイドインチャイナ」という表示があり、値札に値上げ価格が示されている投稿を共有した。