ボイスフィッシング寸前!韓国警察が救った…女性の“人生をかけた貯金”
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【04月17日 KOREA WAVE】クレジットカードの配送を装ったボイスフィッシング詐欺に巻き込まれた韓国の女性が、警察の迅速な対応で被害を免れた。韓国警察庁が10日、公式YouTubeチャンネルで「カード配送を装った詐欺に遭った市民…悪性アプリまでインストールされていた?」というタイトルの動画を公開し、経緯を明かした。
映像によると、今年2月、江原道太白市(カンウォンド・テベクシ)の銀行に慌てた様子の女性が駆け込んできた。ちょうど警察官がいたため女性はすぐに助けを求めた。
女性は「ボイスフィッシングに遭ってしまったようだ」と訴え、「クレジットカードを申し込んだ覚えがないのにカードが配送されたと連絡があった」と説明した。
警察官が女性のスマートフォンを確認すると、実際に不正なアプリがインストールされていたため、警察官はこれをすぐに削除。金が引き出される恐れがあるので銀行口座の凍結が必要と判断し、女性に口座があるか尋ねると「一生かけてためたお金が入った口座が別の銀行に2つある」とのことだった。
銀行の営業終了まではわずか。警察官は警察車両に女性を乗せて2つの銀行を訪問し、口座からの支払い停止手続きを取った。おかげで女性は資金を引き出される被害を受けずにすんだ。
動画を視聴したネットユーザーたちは「警察官が銀行にいて助かった」「冷静な対応が被害を防いだ」と感謝の声を寄せた。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News