【4月16日 AFP】ポーランドのクシシュトフ・ガフコフスキ副首相兼デジタル化相は15日、大統領選を1か月後に控え、ロシアのサイバー攻撃が増加していると警告した。

隣国ウクライナを強く支持しているポーランドでは、5月18日に大統領選が行われる予定。

ガフコフスキ氏は民放テレビTVN24に出演し、「きょうはほぼ2000件の(サイバー攻撃)事案があった。しかもきょうはまだ終わっていない」と語った。今年初め以降、攻撃は増加しているという。

「毎月6万~7万件の攻撃がある」とし、ポーランドは「ロシアとサイバー戦争中」との認識を改めて表明。ロシアの情報機関は水道・電力など公共サービス部門を標的にし、「パニック」を引き起こそうと試みていると指摘した。

また、ロシアの軍事情報機関は「影響力を持つ諜報要員をコストをいとわず雇おうとしている」と主張。「10日間の任務に対して3000~4000ユーロ(約49万~65万円)」の報酬を支払い、偽情報を広めさせていると述べた。

ガウコフスキ氏は、大統領選に先立ち、政府はセキュリティー強化のため一連の予防措置を実施していると強調した。

ドナルド・トゥスク首相は4月初め、自身の党のコンピューターシステムがサイバー攻撃の標的になったとし、「外国の介入」だと非難していた。(c)AFP