【4月10日 AFP】24-25NBAは9日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・レイカーズが112-97でダラス・マーベリックスを下し、プレーオフ進出を決めた。レイカーズのルカ・ドンチッチは、古巣に凱旋(がいせん)する中で生々しい感情を振り払い、45得点を奪った。

今年2月にNBA史上最も衝撃的なトレードで移籍したドンチッチは、アメリカン・エアラインズ・センターに詰めかけたマーベリックスファンから熱烈な歓迎を受けた。

2万人を超える満員の観客の多くは、ドンチッチの母国語であるスロベニア語で「全てにありがとう」と書かれたTシャツを着用。ドンチッチはこれを見てはっきりと涙ぐみ、試合開始直前にチームメイトのレブロン・ジェームズに慰められた。

それでもドンチッチはすぐさま試合モードに切り替えると、前半だけで31点を奪い、レイカーズは60-57とリードしてハーフタイムを迎えた。その後、ドンチッチの得点ペースは鈍ったものの、試合終了間際には圧巻の3ポイントを沈め、リードを14点差に広げた。

ドンチッチはフィールドゴール28本中16本を成功させ、その内7本が3ポイントだった。レイカーズでは、ジェームズが27得点、7リバウンド、3アシスト、八村塁が15得点、2リバウンド、2アシストを記録している。

レイカーズはこの勝利で戦績を49勝31敗とし、レギュラーシーズン残り2試合で1勝を挙げれば、ウエスタンカンファレンスの第3シードを獲得することになる。(c)AFP