ナゲッツがマイケル・マローンHCを解任
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【4月9日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のデンバー・ナゲッツは8日、マイケル・マローン・ヘッドコーチ(HC)を解任した。プレーオフ開幕まで残り3試合という状況もあり、驚きの人事となった。
マローン氏は、2022-23シーズンにナゲッツをフランチャイズ史上初のNBAファイナル制覇に導いたが、通算3度の最優秀選手(MVP)賞を獲得しているニコラ・ヨキッチが活躍する中で、今季は一貫性に欠けている。現在チームは4連敗を記録しており、激戦のウエスタンカンファレンスでは4位につけているものの、後続4チームとは0.5ゲーム差となっている(現地7日時点)。
ナゲッツは13日にレギュラーシーズンの最終戦を迎えるが、残り3試合はデビッド・アデルマン・アシスタントコーチが指揮官を務める。
チームを保有するクロンケ・スポーツ・アンド・エンターテインメントのジョシュ・クロンケ副会長は「この決定は軽々しく行われたものではなく、非常に慎重に評価されたものであり、2025年のNBAチャンピオンシップで競うため、そしてデンバーと全てのファンにもう一つのタイトルを届けるために、われわれのグループに最良のチャンスを与える意図で行った」と述べた。
「ナゲッツ史上最も成功した10年間を築き、通算勝利記録を樹立し、デンバーに初のチャンピオンシップをもたらしたマローン氏に最大限の敬意を持って感謝したい」
2015年の就任後、マローン氏の下でチームは471勝327敗の成績を収めた。(c)AFP