マンチーニ氏、3部降格危機のサンプドリア救済に協力
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【4月9日 AFP】サッカー元イタリア代表監督のロベルト・マンチーニ氏が、同国2部セリエBで18位に低迷しているサンプドリアの救済に手を貸すと、クラブのマッテオ・マンフレディ会長が8日に明かした。
マンチーニ氏は現役時代の大半をサンプドリアで過ごした。7日には同氏の盟友であり、2021年にイタリアが欧州選手権を制した際にコーチングスタッフだったアルベリコ・エバーニ氏とアッティリオ・ロンバルド氏が、それぞれサンプドリアの監督とアシスタントコーチに就任している。
マンフレディ会長は伊スカイ・スポーツに「ロベルトはわれわれのそばにいて、立て直しの手助けをしてくれる。正式な役職に就くわけではない。しかし友人というのは、ずっとそばにいなくても、存在を確かに感じられるものだ」と語った。
2022-23シーズンにセリエBへ降格したサンプドリアは、2月8日を最後に白星から遠ざかり、残り6試合で残留圏内の15位ASチッタデッラとは勝ち点3差の18位となっている。クラブは昨年8月から監督交代を繰り返し、エバーニ氏は今季4人目の指揮官となる。
サンプドリアの歴代最多得点者であるマンチーニ氏は、昨年10月にサウジアラビア代表の監督を1年余りで退任し、現在はフリーとなっている。(c)AFP