トップシードのズベレフが初戦敗退 モンテカルロ・マスターズ
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【4月9日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズは8日、シングルス2回戦などが行われ、大会第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が初戦敗退を喫した。一方で、前回王者のステファノス・チチパス(ギリシャ)とジャック・ドレイパー(英国)は、ともに3回戦進出を決めた。
試合序盤の主導権を握っていたズベレフだったが、白熱した展開の中で世界ランク34位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に48本続いたラリー戦でポイントを奪われるなどし、6-2、3-6、5-7で敗れた。
世界ランク1位のヤニック・シナー(イタリア)がドーピング違反で5月4日まで出場停止となっているため、1回戦を免除された同2位のズベレフは優勝候補の一角に挙げられていた。しかし、シナーに敗れた全豪オープンテニス決勝以降は調子を取り戻せず、12戦6勝にとどまっている。
前回優勝を含めて3度モンテカルロ大会を制しているチチパスは、世界38位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を4-6、6-4、6-2で退けた。また、BNPパリバ・オープンで優勝を飾ったドレイパーもマルコス・ギロン(米国)に6-1、6-1で勝利した。
一方、第10シードのホルガー・ルーネ(デンマーク)は、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)との1回戦で体調不良を訴え、途中棄権。過去2度の4強入りを果たしている第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は6-3、6-4でニコラス・ジャリー(チリ)を下し、1回戦を突破している。(c)AFP