ジョコビッチ、モンテカルロでは結果を期待せず 目の感染症も続く
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【4月7日 AFP】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が6日、今週出場するモンテカルロ・マスターズではあまり自分に期待していないと話し、目の感染症の問題も続いていることを明かした。
ジョコビッチはモンテカルロで2度の優勝経験があるが、昨夏のパリ五輪で金メダルを獲得して以来、タイトルから遠ざかっている。先日のマイアミ・マスターズでは決勝に進出して復調の兆しを見せたが、チェコの19歳ヤクブ・メンシクにストレートで敗れた。
ジョコビッチは記者会見で「マイアミでは、少なくともプレーする喜びとパフォーマンスのレベルを取り戻せたことがうれしい」と語った。
「これをクレーコートに持ち込めるかどうかだ。サーフェスがまったく異なるし、この大会に向けた調整の時間もそこまで取れなかったので、結果の面ではあまり期待していない」
「どちらかと言えば、試合をできるだけ多くこなすことが目的で、最も重要なのは、もちろんクレーシーズンの終わりに、一番重要なパリ(全仏オープン)でピークを迎えることだ」
さらにジョコビッチは、先週から抱えている目の感染症と「ちょっとしたウイルス感染」を理由に、今大会の欠場も考えたと明かし、「マイアミの準決勝の日に始まって、決勝でも苦しんだが、落ち着いてきていると思う」「きょうこれから医者に行って様子を見る。大丈夫だろう」と話した。
第3シードのジョコビッチは1回戦は免除となり、2回戦でアレハンドロ・タビロ(チリ)か四大大会(グランドスラム)3勝のベテランのスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦する。(c)AFP