30年W杯の64チーム案は「悪い考え」 UEFA会長が批判
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【4月4日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は3日、2030年のW杯の出場チーム数を64に増やす案について、国際サッカー連盟(FIFA)にとって「悪い考えだ」と述べた。
米国、メキシコ、カナダが共催する2026年のW杯は、すでに従来の32チームから48チームへ出場枠が拡大している。
しかし、3月に開かれたFIFA理事会では、ウルグアイサッカー協会(AUF)のイグナシオ・アロンソ会長が大会のさらなる拡大を提案した。
FIFAはこの案を「分析する義務がある」としたが、UEFAのチェフェリン会長は、セルビア・ベオグラードで開かれたUEFA総会で、「皆さんよりも私の方が驚いているかもしれない。これは悪い考えだと思う」と批判した。
さらには、「W杯自体にとっても、われわれの予選にとっても良い考えではないと思う」「従ってこのアイデアを支持しない。どこから出てきたのか分からない。この提案がFIFA理事会で出る前に、われわれが何も知らなかったのは奇妙だ」と述べた。(c)AFP